紀州松煙 彩煙墨

黒い墨と顔彩の世界を繋ぐ墨。黒い墨と同じ用法、技法で日本伝統色の世界が楽しめます。
すべて当工房で製造しています。

彩煙墨は
1.使いやすい
2.黒い墨と同じ墨芸が楽しめる
3.混色などによるグラデーションが美しい

6,600  (税込) (税抜 6,000 )
赤、青、黄色の三原色ですので、
おのおの混色することにより、多くの色を楽しめます。
墨と同じ膠を使用していますので、とても美しい滲みです。

彩煙墨に加色することにより、幅広い色味を作ることが出来ます。不自然なニジミが無く美しい墨色です。
色名 : 赤色、青色、黄色
材 料:顔料、膠
大きさ:1本のサイズ:約巾1.4×高さ1×長さ4.4cm


硯で磨ってお使い下さい


混色により美しい色、滲みが楽しめます

赤、青、黄色の墨液を作り、
これらを混色し、紫、緑、橙色を作り
計6色でザックリと線を引きました。

彩煙墨に混色(鴬色に黄を加色)

彩煙墨五本セット(人気色その1)
鴬色に黄色を徐々に加えました。

彩煙墨に混色(梅紫に赤を加色)

彩煙墨五本セット(人気色その1)
の梅紫に赤色を徐々に加えました。

彩煙墨に混色(藍色に青を加色)

彩煙墨五本セット(人気色その1)
の藍色に青色を徐々に加えました。


在庫あり
+

13,200  (税込) (税抜 12,000 )
茶味のかかった墨を集めました。
色名 : 胡桃色、栗皮茶、焦茶、藍媚茶、利休茶 
材 料:煤、顔料、膠
大きさ:幅1.6cm×奥行1.1cm×長さ5.2cm

ブック型ケース入り

彩煙墨の使い方

普通の黒い墨と同じ硯で磨ってお使い下さい。
当工房で販売中のプラスチック製の硯も便利です。
磨ったら、筆につけて、描くだけ。
とっても、簡単で楽しくて、おもしろい!

彩煙墨の色の重ね方(混色)

1.2つの色をしっかり混ぜる

蘇芳と藤色を絵皿などの上でしっかり混ぜて新しい色を創る
2.2つの色を別々に筆に取り和紙の上で自然に混ぜる
(1)

先ず、利休茶で書き乾かないうちに蘇芳を重ねる。
交わった箇所が微妙に交じり合い、素敵なハーモニーをかもす。
例:イチジク
(2)

先ず、利休茶で書き乾いてから蘇芳を重ねる。
両方の色がはっきり分かれている。
3.同じ色で濃淡の違いで重ねる
(1)濃墨で書いた上に水だけ含ませて線を引く。(2)薄墨で書いた上に濃墨で線を引く


在庫あり
+

13,200  (税込) (税抜 12,000 )
青味がかった色を集めました。
色名 : 滅紫、銀鼠、熨斗目花色、松葉色、鉄色
材 料:煤、顔料、膠
大きさ:幅1.6cm×奥行1.1cm×長さ5.2cm

ブック型ケース入り


彩煙墨の使い方

普通の黒い墨と同じ硯で磨ってお使い下さい。
当工房で販売中のプラスチック製の硯も便利です。
磨ったら、筆につけて、描くだけ。
とっても、簡単で楽しくて、おもしろい!

彩煙墨で柿を描きます

用具を用意します。筆は腰の強い筆と水の含みの良い筆があると良いです。
彩煙墨は柿を書くので、松葉色、利休茶、鳶色、珊瑚朱を用意
腰の強い筆で柿の輪郭を描く。
柿のへたを松葉色、利休茶で描き、枝を鳶色で描く。
柿の実を珊瑚朱で描く。
コツは濃墨の彩煙墨をたっぷりと水を含ませた筆の先端に付けて
側筆(筆を寝かる)気味で描く

紫陽花を描きます

「紫陽花」
彩煙墨を使って描いています。
堀池が描きました。滲み,かすれなど等黒い墨と同じ感覚で色がある。墨が楽しく仕上げてくれました。使用した色・藤色、熨斗目花色、松葉色、利休茶、紀州墨
在庫あり
+

13,200  (税込) (税抜 12,000 )
人気のある色を広く集めました。
色味が全体に広がり、”人気色その1”と比べて、明るい感じです。
色名 : 御納戸色、藤色、蘇芳、珊瑚朱、岩井茶
材 料:煤、顔料、膠
大きさ:幅1.6cm×奥行1.1cm×長さ5.2cm

ブック型ケース入り


彩煙墨の使い方

普通の黒い墨と同じ硯で磨ってお使い下さい。
当工房で販売中のプラスチック製の硯も便利です。
磨ったら、筆につけて、描くだけ。
とっても、簡単で楽しくて、おもしろい!
2色でコラボレーション(参考色・藤色と珊瑚朱)

①藤色と珊瑚朱で濃墨作ります
②たっぷりと水を含ませた筆の先に藤色をつけ、側筆で線を引く
③同じく珊瑚朱で線を引く
④たっぷりと水を含ませた筆の先の片側に藤色、反対側に珊瑚朱をつけて側筆で線を引く。
 微妙に線を引きながら筆を回し、2色が絡まるようにする。
⑤2色が交差したグラデーションができる
(この試墨は画仙紙を使用)
顔彩ではできない美しさ!
墨の大きさ

3色でコラボレーション(参考色・藤色、珊瑚朱と岩井茶)

①藤色、珊瑚朱と岩井茶で濃墨作ります
②たっぷりと水を含ませた筆の先に岩井茶をつけ、側筆で線を引く
③同じく藤色、珊瑚朱で線を引く
④たっぷりと水を含ませた筆の先のに藤色、珊瑚朱、岩井茶   をグルリとつけて側筆で線を引く。
 微妙に線を引きながら筆を回し、3色が絡まるようにする。
⑤3色が交差したグラデーションができる
 (この試墨は画仙紙を使用)


在庫あり
+

13,200  (税込) (税抜 12,000 )
人気のある色を広く集めました。
色味が全体に広がり、”人気色その2”と比べて、しぶい感じです。
色名:梅紫、藍色、鳶色、鶯色、伽羅色
材 料:煤、顔料、膠
大きさ:幅1.6cm×奥行1.1cm×長さ5.2cm


彩煙墨の使い方

普通の黒い墨と同じ硯で磨ってお使い下さい。
当工房で販売中のプラスチック製の硯も便利です。
磨ったら、筆につけて、描くだけ。
とっても、簡単で楽しくて、おもしろい!

色のグラデーションを出してみよう(参考色・梅紫)

①彩煙墨を濃墨(汁粉かポタージュの濃さ)に磨る
②筆に十分に水を含ませ、筆先に少し濃墨をつける
③10秒程おき、側筆(筆を寝かせて、紙に対して穂先から筆の  付根まで)でエイッツと線を引く
④綺麗なグラデーションがでます。
⑤筆先につける濃墨の量で、大きく変化します。
この使い方は水墨画の直筆、半側筆、側筆と自由自在に試してください。

彩煙墨は滲みなど黒い墨と違いますか?

純松煙墨の紀州墨と比較します。
左、紀州墨 線の上から 濃 中 淡墨
中、彩煙墨・藍色  線の上から 濃 中 淡墨
右、彩煙墨・鶯色  線の上から 濃 中 淡墨
書き味、滲み、墨色共に良いと思う。但し、松煙墨と比べると見劣りしますが、色(カラー)があることはすばらしい長所通常の作品作りには問題ありません。

顔彩と彩煙墨は違いますか

墨絵などで、色を加えるさいに顔彩は良く使われます。
でも、墨は膠、顔彩は膠の変わりにアラビアゴム又は合成樹脂が用いられます。そのため墨とはあまり相性がよくありません。
又、顔彩は画用紙などには良いのですが、和紙には墨のように染み込んで滲む力は弱いように思います。
顔彩(焦茶)と彩煙墨(鳶色)を画仙紙の上で違いを比べてみました。
筆にはたっぷりの液を付け、ゆっくりとひきました。
堀池が引いたのですが、どなたでも同じようになります。

左・上から顔彩(濃墨)、顔彩(淡墨)、彩煙墨(濃墨)、彩煙墨(淡墨)
中・上から顔彩(濃墨)、顔彩(淡墨)
左・上から彩煙墨(濃墨)、彩煙墨(淡墨)
彩煙墨は滲みが美しくでます。



在庫あり
+

23,100  (税込) (税抜 21,000 )
彩煙墨5本セットの色、計20色から近い色を除き、12色を厳選し、コンパクトにしました。
材 料:煤、顔料、膠
大きさ:幅1.4cm×高さ1cm×長さ4.4cm

  化粧箱入り

在庫あり
+

13,200  (税込) (税抜 12,000 )
黒い墨に少し色味を感じます。
青墨、茶墨をお使いの方には、色目が多いので楽しみが広がります。
材 料:煤、顔料、膠
大きさ:幅1.6cm×奥行1.1cm×長さ5.2cm

色味 : 青味、紫味、茶味、赤味、緑味

在庫あり
+

17,600  (税込) (税抜 16,000 )

原色の墨を8色セットしました。

色名 : 紫、緑、オレンジ、茶、赤、黄、青、白
材 料:顔料、膠
大きさ:幅1.4cm×高1cm×長4.4cm
化粧箱入り彩煙墨虹色セット
彩煙墨虹色セット



虹色セットは面白い



煤(黒)の入らない、色の顔料のみの墨です。
絵の具の様なハッキリ、クッキリの色と墨の滲みなどの特徴があります。
日本の伝統色を作るときは黒い墨と混ぜて下さい。
色同士の混色もきれいに混じります。絵の具と比べて濁色になりずらいです。
和紙はもちろん洋紙、 布、木など水を弾かない物には描けます。
黒い墨と同様に硯で擦ってお使いください。
小さな墨ですが、減りが少なく相当に使えます。
10年経っても変質せずに楽しめます。

作品例(1)玉ねぎ




作品例(2)イチジク (3)レモン




水彩紙(ワトソン紙)使用



水彩絵具と異なる雰囲気で描けます。絵の具と混ぜることも出来ます。
同じ紙面に異なる画材を使うことで、表現が豊かになります。


6,600  (税込) (税抜 6,000 )
55,000  (税込) (税抜 50,000 )
11,000  (税込) (税抜 10,000 )
19,800  (税込) (税抜 18,000 )
8,800  (税込) (税抜 8,000 )
5,720  (税込) (税抜 5,200 )
8,800  (税込) (税抜 8,000 )
11,000  (税込) (税抜 10,000 )