炎を見ていると、落ち着くって言う人、多いです。
紀州の南側・南紀と呼ばれる地は
海から直ぐに深い山岳地帯になり、平野の少ない土地柄です。
このために水田、畑が作れず、
太古の昔から多くの住民は山仕事とともに紀州備長炭とか松煙を作って生計を立ててきました。
戦後になり日本の高度成長に合わせて山の民の多くは町に働きに出るようになり、
炭焼や松煙焚きは激減しました。
収入が少なく、重労働だからです。
特に松煙焚きは当工房のみになってしまいました。
当工房の近隣に紀州備長炭工房が有ります。
どちらも〝すみ〝どうし、すみっこで仲良くやっています。
上の写真は炭焼焚きの炎、中の写真は松煙焚きの炎、下は工房の風景です。
いつも、炎の色に癒されます。
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墨と炭(すみとすみ)
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